40代、企業が求めるのは学歴だろうか?
いや高度なスキルに違いない…。
実は、年齢を重ねた人ほどスキルだけでは通用しなくなるという。
では何が必要になってくるのだろうか?
外資系教育会社でのフルコミッション営業時代、
世界第2位の成績を残し、
独立後に出版した書籍は
累計200万部超えの作家・和田裕美さんが教える
「年齢を重ねるにつれ重要視されるスキル」とは?
彼女が20年かけて伝えてきたことの集大成である
書籍『何もなかったわたしがイチから身につけた稼げる技術』の
一部を再構成してご紹介。
(まとめ/両角晴香、編集部、著者写真/佐久間ナオヒト)
40代、企業が求めるのは
学歴? スキル? それとも…
企業が人材探しをする際に、一貫して求めているのが「コミュ力」、
いわゆる人づきあいのスキル(コミュニケーション能力)です。
学生や20代であれば、少々コミュ力が足りなくても、
頭の回転力や愛嬌でフォローできるかもしれませんし、大人たちが教えてくれるかもしれません。
しかし、40代以後ではさすがに厳しいです。
実は、年齢を重ねた人ほど、「スキル+人柄」がセットでないと、需要がありません。
考えてみてください。
「笑顔のない45歳」「いつも不機嫌な49歳」
「あいさつもまともにできない52歳」なんて人が社内いたらどうですか?
「あいさつのできない22歳」であれば、環境や上司次第で改善できそうな気がしますが、
もう45歳にもなって無愛想であれば、滅多なことがないかぎり改善されません。
仮に新しい職場に、こういう40代が入ってきたとしたら…。
周囲もちょっときついですよね。