コミュ力が高い人とそうでない人の違いは何なのか。
トーク力でもプレゼン力でもありません。

人間関係がギスギスする原因は実に単純、
日常の何気ない「返しの一言」だったりするのです。

外資系教育会社でのフルコミッション営業時代、
世界第2位の成績を残し、
独立後に出版した書籍は
累計200万部超えの作家・和田裕美さんが教える
コミュ力がすぐに上がる話し方のポイントとは?

彼女が20年かけて伝えてきたことの集大成である
書籍『何もなかったわたしがイチから身につけた稼げる技術』
一部を再構成してご紹介。
(まとめ/両角晴香、編集部、著者写真/佐久間ナオヒト)

コミュ力が高い人とそうでない人の違いは何なのか。

年齢とともに悪化する
「一言多いクセ」

たとえば、「今日は寒いね~」と夫に言われた場合、
ちょっとイライラしているだけで
「『寒い』って言うから寒いのよ! サイフの中はもっと寒いわ!」などと、
チクリと刺してしまうことはありませんか?
(上司にこう話しかけられ、心の中でつっこんだ人もいますよね)

こんな具合で、いわなきゃいいことをつい口走ってしまう人は、どうか気をつけてください。

このような「一言多い」というクセは、年齢を重ねるごとに悪化していきます。
今のうちに直しておきましょう。

「いやこれはノリツッコミです」という人もいるかもしれませんが、
その判断をするのは、あくまで受け取る側、相手側にあるのです。

笑って「何が寒いねん!」と冗談として受け取れる人ばかりではありません。
「ただ会話のきっかけとして天気の話をしただけなのに、カチンとくる……」
などと、気分を害してしまう人もいるのです。

一度であれば笑ってすませられても、二度、三度、こういったやりとりが続いたとしたら……。
いや、毎回こんな感じでトゲトゲした会話が続くのであれば……。
誰だって不愉快になるでしょう。

そんなときは、ひと呼吸して、相手の立場に立ってみること。
「自分ならどう言ってほしかったかな?」と考えてみるのです。

「寒いね」と言ったのなら、当然、ここは共感してほしいと思いませんか?
「そうだね、今日は寒いよね~」
たったこれだけでOK。
たったこれだけで、関係がグンとよくなるのです。

さらにもっと、相手の気持ちに寄り添う言葉を使うとすればこんな感じ。

「ほんと寒いね~。そうだ、今晩おでんにしようか?」

こう返事をするだけで、円満になっていくのです。