誰だってお金に苦労しない人生を送りたいはず。
そのために、「一生お金に困らない人」の思考グセを学び、
上手にお金を使う能力を養いたいもの。
外資系教育会社でのフルコミッション営業時代、
世界第2位の成績を残し、
独立後に出版した書籍は
累計200万部超えの作家・和田裕美さんが教える
「稼げる人のお金の使い方」とは?
彼女が20年かけて伝えてきたことの集大成である
書籍『何もなかったわたしがイチから身につけた稼げる技術』の
一部を再構成してご紹介。
(まとめ/両角晴香、編集部、著者写真/佐久間ナオヒト)
そのお金は、未来の自分に役立つか?
わたしはいつもお金を使うときに
「これは未来の自分に役立つ使い方かな?」と自問するようにしています。
お金の使い方を、ただ単に「消費」ではなく、未来につながる「投資」になるか、という視点で見ているのです。
たとえば、本を読むことは未来に役立つので積極的に投資しますし、体にいいといわれているマヌカハニーなどはけっこう高いものを購入しています。これも、未来の身体づくりとして、わたしにとっては投資案件です。
あとアンティークの家具。何十万円もする300年前のフランス製のタンスなどを買ったりしますが、これも実は投資。
長く使えるし、見ていてずっとわくわくするからです。
それにアンティークで価値のあるものは、使い込んだとしても、古くなればなるほど価値が上がるので、高く買ってもらえることがあるんです。
また、わたしの場合、20代に何千万円も稼いでいたので、大きな部屋に住んで、ブランドものをいくらでも買えたわけですが……そんなことはしていないんです。
その代わり、広めのワンルームマンションを買って、自分でそこに住みました。(そのマンションは3年でローンを完済して、今ではオーナーとなって家賃を毎月もらっています)
これも考え方としては投資です。