寺畠正道・JT社長

火を使わない加熱式たばこの市場が“燃えたぎって”いる。国内で急速に普及する中、出遅れたJTが新商品の投入で巻き返しを図るなど、各社が火花を散らす。一方で、増税や受動喫煙対策などの逆風も。加熱式たばこバトルを戦うJTの寺畠正道社長に話を聞いた。

──9月のプルームテック全国販売で、加熱式たばこでようやく本格的な三つどもえの戦いが始まります。

 加熱式では少し出遅れた感があり、今年からしっかり反転攻勢をかける。2020年末までにカテゴリーシェア40%というのが今の目標です。