「自己投資ならRIZAP」
-自己投資産業でグローバルNo.1ブランドを目指す

ムーギー:数多くのM&Aも進め、経営人材も確保されています。今後、御社はどのようなことを達成したいと考えていらっしゃいますか。

瀬戸:我々の商品・サービスを通して、人が変われるということを証明したいですね。RIZAPはその先陣を切っている事業です。その後、自己投資に同じ50万、100万使うんだったら、RIZAPグループの商品・サービスだと一番間違いがないよねと、お客さまに思っていただけるようになりたいですね。

RIZAPの持つ「これによって、変われる」という商品・サービスをつなげて、自己投資産業でグローバルNo.1ブランドになりたいです。

ムーギー:事業同士のシナジーを高めていくんですね。

瀬戸:ただ、これは順番が結構重要だと思っています。我々が抱える事業のシナジーをどのように高めていくかは、慎重に考えなければいけません。

RIZAPの店舗で、グループ会社のジーンズメイトの商品を売ろうと思ったら、売れるかもしれません。けれども、お客さまからすれば、欲しくもないものを売りつけられたなと感じるかもしれません。

ムーギー:無理やり事業同士を結び付けても、御社のブランドが毀損されるだけですね。

瀬戸:事業のシナジーは、ショッピングモールの形成と似ていると思うんです。あらゆる欲しいものがそろっているからこそ、モールの魅力は増すわけです。まずはそれぞれを、欲しいものを育てるところから、手を付けなければならないと思います。

そこから始めた上で、お客さまのライフスタイルに合った形で、自分たちが持つ商品・サービスの中から、多角的な提案が行えるようになるんだと思います。

自信を持って、人から愛されて、自分のことを愛することが出来て、毎日をよく過ごしていけるためのソリューションを、連続性を持って、提供していきたいですね。

人はみんな変われる。人はどんどん良くなっていく。一度しかない時間を最高の自分で過ごす。そのことに対して、やっぱり我々は、コミットしていきたいです。

ムーギー:瀬戸さんのお話を聞いていると、御社はパーソナルトレーニングでの成功にとどまらず、これからまだまだ成長を続けていかれそうですね。

瀬戸:やりたいことは、いっぱいあるんで。