部下や後輩にそのような行動が垣間見えたら、その後ろにモンペが控えている可能性が高いということだ。その他の特徴としては、以下のようなものが挙げられるだろう。

1:自分が他人よりも大切にされないことを過度に辛いと感じる
2:成功、権力、才気、美しさ、理想的な愛を常に追い求めている
3:理想的なライフスタイルを求めることにとらわれている
4:自分が特別で独特であることに固執し、それを周りに示そうとする
5:過剰な称賛と賛美を求める
6:特権意識が強く、否定されると極端に気分を害する
7:自分自身の目的を達成するために他人、縁故、権威ある人を利用する
8:思考や言動が利己的で、他人の気持ちや欲求を認識しようとする姿勢がない
9:他人に過剰に嫉妬するか、他人が自分に嫉妬していると思い込んでいる
10:傲慢な態度をとり、上から目線の言動が多い

 これらは誰もが少なからず持っている素質だが、どれか1つが極端に突出していたり、複数の特徴が当てはまる部下には注意してほしい。

自己肯定感を高めるには
取り組む姿勢を褒めるのがカギ

「彼(彼女)の親はモンペかもしれない」

 そう感じたら、接し方に注意しよう。ポイントは安易に否定せず、プライドを傷つけないように配慮することだ。

 モンペの子は、多くのモンペがそうであるようにプライドが高い。そのため、ちょっと指摘しただけでも、必要以上に傷ついて落ち込んだり、怒ったりする。

 その話を家に持ち帰って親に話したらどうなるか。モンペが逆上して「パワハラだ」と攻撃してくるのはいうまでもない。そういう状態から抜け出してもらうためには、安易な否定を避けるとともに、仕事などに取り組むプロセスを褒めるのがいいだろう。

 例えば、部下が難しい仕事に取り組んでいる時、結果はとりあえず気にせず、仕事のプロセスに重点を置き、親身になって支援することだ。これはアドラー心理学で重視される勇気づけのプロセスに基づいている。