
中島 輝
「オッス、オラ悟空!」モノマネで自己肯定感アップ?心理カウンセラーがオススメする理由
からだと同じく、こころも傷を負う。ハガネの肉体が容易には得られないのと同様に、ハガネのような強いこころを持つことは難しい。だが、こころの傷を癒す力(=自己肯定感)を高めることは、日々の努力の範囲内だ。数々の精神疾患に苦しみながら現在はカウンセラーとして活躍する筆者が、「こころをはぐくむ言葉とはなにか?」を語った。※本稿は、中島 輝著『口ぐせで人生は決まる こころの免疫力を上げる言葉の習慣』(きずな出版)を一部を抜粋・編集したものです。

ネガティブ思考を劇的に変える「たった6文字」の魔法の言葉とは?
からだが日々の食べ物から作られるように、こころは「言葉」で作られている。こころが傷ついても自然治癒させる「こころの免疫力」すなわち自己肯定感を高めるには、きちんとした栄養となる言葉を摂取することが大事。ネガティブな言葉をなにげなく使ってしまう生活習慣をあらためて、ポジティブな言葉を口ぐせにしてみよう。※本稿は、中島 輝著『口ぐせで人生は決まる こころの免疫力を上げる言葉の習慣』(きずな出版)を一部を抜粋・編集したものです。

「自己肯定感の低い人」に共通するキケンな口ぐせ【心理カウンセラーが解説】
多くの精神疾患をみずから経験し、現在はカウンセラーとして活動している筆者によれば、「自己肯定感」という言葉は、世間に誤解されている。こころが傷を負ったとき、自然治癒させる力が自己肯定感であり、これを高めるためには、日頃の言葉の使い方が重要だという。※本稿は、中島 輝著『口ぐせで人生は決まる こころの免疫力を上げる言葉の習慣』(きずな出版)を一部を抜粋・編集したものです。

近年、職場でモンスターペアレント(以下モンペ)に悩まされる上司たちも少なくない。モンペからの執拗な攻撃で、うつやうつに近い状態になった上司がカウンセリング相談に来るのだ。今回はモンペの事例を取り上げながら、モンペの親を持つ部下とどう接すればいいのか。

製造業に勤め、商品開発の部門で主力商品のリニューアルを担当する40代の管理職は、進捗が2ヵ月近く遅れ、納期の遅れを取り戻そうと奮闘していた。努力しても成果が出ず自信を失った彼は、その後どんな行動を起こすのか…?

入社2年目の社員(男性)が上司にある業務の改善を提案したところ、無視されたことで上司への不信感が急速に高まっていく。彼は次第に体調を崩しがちになり、産業医へ出向くと、うつ病と診断され、休職することに…。休職中、旅行で気分転換をするものの、職場復帰しても上手くいかず、その後も休職を繰り返した話を紹介したい。

小学生の時から双極性障害やパニック障害などに苦しみ、その後克服した著者・中島輝氏。自身の経験を活かして心理カウンセラーとなり、これまで1万人以上のカウンセリングを行ってきた。特にこの時期、うつ病に関する相談が少なくない。今回は“エリート候補”といわれた29歳が産業医から「うつ病」と診断され、その後どう克服したのかについて紹介したい。
