ポンペオ米国務長官の訪朝
写真:朝鮮労働新聞HPより

10月7日、ポンペオ米国務長官が訪朝し、2回目の米朝首脳会談を行うことで合意した。米国がトランプ大統領の任期内の非核化を目指しているのは言わずもがなだが、北朝鮮側はどのような考えを持っているのか。朝鮮総連で活動後、フリーライターとして活躍する李策氏に分析してもらった。

ポンペオ米国務長官訪朝で
決まった2回目の米朝首脳会談

 トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長は近く、2回目の首脳会談を行う。

 北朝鮮の非核化をめぐっては、朝鮮戦争の終戦宣言がまず必要だとする北朝鮮側に対し、米国は全ての核施設の申告など、より踏み込んだ行動を要求。しばらく足踏み状態にある。

 だが、首脳会談開催で合意したポンペオ米国務長官の訪朝(10月7日)では、双方は厳しいやり取りを避けたと見られる。いたずらに主張をぶつけ合って溝を広げれば、修復のための時間が必要になるからだ。両首脳は事実上、非核化の「ゴール」で合意していることもあり、時間のロスは得策でないと考えているのだろう。