――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  米飲料大手コカ・コーラはファンダメンタルズに集中することで堅調な業績を上げている。このところのコーヒー事業買収で同社が注意散漫になること以外には、投資家が懸念すべきことはない。  コカ・コーラが30日発表した7-9月期(第3四半期)決算は、為替変動やボトラー売却の影響を除いた既存事業ベースの売上高が前年同期比6%増と底堅い伸びを示し、大半の飲料部門と国内外の市場で業績が拡大した。