4日発表されたウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCの最新世論調査によると、どちらの政党が議会を支配すべきかとの問いで、民主党が7ポイント差で依然リードを保っている。米国の分断が加速する中、高い関心を呼んだ2018年の中間選挙は間もなく決戦の日を迎える。6日の投開票日前に実施される最後のWSJ/NBC世論調査では、ドナルド・トランプ大統領に対する評価が選挙結果を大きく左右する見通しであることも明らかになった。投票に行く可能性が高い有権者の4分の3近くが、大統領への支持・不支持の意思表示のために1票を投じると答えた。激戦の様相はさらに強まっており、両党にとって好材料も悪材料もある。民主党は女性有権者の間で引き続き大きなリードを維持するが、無党派層からの支持には陰りが見え、ここ数週間で差が縮まった。共和党は有権者の経済への満足度の高さを背景に、小幅に支持を伸ばした。