ポストペイ式にはJCBの「QUICPay+」とNTTドコモの「iD」がある。クレジットカードの限度額まで電子マネーが使えるため、電子マネーを使って高額な決済をしたい人向きだ。
プリペイド式は、運営会社によって特徴がある。まず交通系。JR東日本の「Suica」はその代表で、相互乗り入れにより、全国の電車・バスなど公共交通機関で乗車券として使用できるのが強みだ。
一方流通系では、イオンの「WAON」やセブン&アイの「nanaco」がある。グループの店舗はもちろん、ドラッグストアやショッピングセンターでも使えるため、普段使う店がWAON陣営なのかnanaco陣営なのかをチェックし、割引やポイントアップを狙おう。
また、楽天グループの「楽天Edy」も有力だ。楽天スーパーポイントがたまるのはもちろん、ほとんどのコンビニで利用できるため、ヘビーユーザーにおすすめだ。
QRコードやバーコードを使ったスマホ決済サービスにはすでに5社が参入し、年内に2社が加わって7社となる。今回はそのうち主要6社のサービスを、利用者の視点と加盟店の視点から比較してみた。