【ワシントン】米中間選挙で下院を奪還した民主党は、新議会では数十年ぶりの強力な銃規制法案を可決に持ち込む構えだ。選挙翌日の7日夜には、カリフォルニア州のバーで12人が犠牲になる銃乱射事件が発生し、銃規制への機運が再び高まっている。  中間選挙では、銃規制に前向きな候補者が相次ぎ当選。全米ライフル協会(NRA)から「A」評価を付与された共和党の下院議員15人すべてが、NRAが「F」評価とする銃規制推進派の議員に取って代わられた。