中国の不動産コングロマリット、大連万達集団(ワンダ・グループ)が米国カリフォルニア州のビバリーヒルズに保有している一等地を売却することがわかった。中国企業は近年米国で不動産投資を活発化させていたが、ここにきて不動産市場から撤退する動きが目立ってきた。  8エーカーの同区画の買い手は、ロンドンに拠点を置く不動産会社ケイン・インターナショナルとアラゲム・キャピタル・グループの共同出資会社。ケインのジョナサン・ゴールドスタイン最高経営責任者(CEO)が明らかにした。