11月5日から10日まで、上海で、「第1回中国国際輸入博覧会」が開催された。これは、中国政府が輸入拡大に向けて国家的行事として開催したもの。そこからは、中国が3つの大きな転換を図っていることが分かった。中国語と日本語2ヵ国語の新聞を発行している『東方新報』の記事から、その中身を紹介しよう。(東方新報取材班)
日本からも450社が参加した
中国国際輸入博覧会
11月5日から10日まで、上海で、「第1回中国国際輸入博覧会」が開催された。
これは、中国政府が輸入拡大に向けて国家的行事として開催したもので、130余りの国と地域から3600余りの企業や団体が出展、期間中には大型の成約案件が次々と発表された。
日本企業の取りまとめ窓口である日本貿易振興機構(JETRO・ジェトロ)によると、日本からは450に上る企業や団体が出展、展示面積は約2万平方メートルと国別では最大規模だったという。
1号館のサービス貿易の展示ブースで、東方新報の取材を受けた日本企業は、「輸入博に商談に訪れた顧客はとても前向きで、初日の商談も大変順調に進んだ」と語った。