ジム・マティス米国防長官は21日、2019年春の米韓合同軍事演習について、予定通り実施するものの、規模は縮小する考えを明らかにした。北朝鮮の非核化に向けた交渉に影響が出ないようにするためとしている。米韓当局は、毎年春に行う合同軍事演習「フォールイーグル」を開催するかどうかを12月までに決めるとしていた。18年夏の合同軍事演習は中止されている。米軍は韓国軍との演習を通じて「即応性」の維持に努めている。マティス氏はフォールイーグルの規模は縮小されると述べたが、詳細は語らなかった。マティス氏は「演習は中止しない」とし、「演習内容を若干再編成し、外交の妨げとならない水準で実施する」と述べた。