カタールのエネルギー・産業相を務めるサード・シェリダ・アルカービ氏は3日、同国が2019年1月1日に石油輸出国機構(OPEC)から脱退する意向を示した。天然ガスの生産拡大に注力するためだという。OPEC脱退の意向はドーハで行われた記者会見で明らかになり、カタールの石油・天然ガス生産を担う国営エネルギー会社カタール・ペトロリアムの公式ツイッターアカウントで確認された。アルカービ氏はOPEC側に脱退の意向を伝えたと述べた。カタールは天然ガスの生産量を年間7700万トンから、数年以内に1億1000万トンまで増やしたい考え。