通学前の「15分」をルーティーン化する

 疲れが溜まってくる夕方よりも、朝の時間帯のほうが頭が冴えていい仕事ができるというビジネスパーソンは多いはずです。それは子どもも同じです。学校に行って6コマの授業を受け、さらに塾へ通って勉強してからよりも、通学前の朝の時間帯のほうが、彼らの頭は冴え渡っています。

だから、この時間帯に15分でいいから勉強させましょう。

 今は、親も共働きだったり、子どもは習いごとがあったりと、家族が確実に全員揃うのは朝くらい。その時間帯に15分、子どもの勉強に親が関わる時間を捻出してみましょう。

 といっても、難しい問題を解かせる必要はありません。学校に遅刻することがないよう、漢字を30個書くとか、計算問題を3問解くといったようなことでOKです。

 あるいは、朝のニュース番組を見て気になったことを1つ話題にして、そのことについて一緒に調べる時間を持つというのもいいでしょう。