開成・麻布・灘・筑波大駒場・渋谷幕張…。東京・吉祥寺の進学塾VAMOSは、「入塾テストなし・先着順」で生徒を選抜しないのに有名難関校に続々合格させると話題の塾だ。男女別カリキュラムを取り入れたロジカルで科学的な学習法は、保護者から圧倒的な支持を集めている。本連載では、VAMOSの学習メソッドが凝縮された最新刊『男の子の学力の伸ばし方』(ダイヤモンド社)の内容から、子どもの計画・理解・反復・習慣のプロセスを体系化した「男の子の特性」に基づく学習法をお伝えしていく。

「応援してくれる人」と「指導してくれる人」が必要

 両親は役割分担こそしていますが、どちらも子どもの「応援者」です。ただ、男の子には応援者以外に「指導者」も必要です。挫折したときに、家庭以外の場所で弱音を吐いたり、アドバイスをもらえたりする場をつくってあげることが重要です。

 従来、学校の先生がその役割を担っていました。しかし、今はちょっとその価値が薄らいでいます。というのも、今はいろいろなタイプの子どもがいて、大勢を一括指導しなければならない先生は、一人ひとりに対し自分の良さや個性を発揮できないでいるのです。

 そこで、私たちのような塾の講師や、少年野球やサッカークラブのコーチなどの出番となります。そういう場に身を置くことは、指導者を得られるだけでなく、同じ目標を持った仲間と切磋琢磨したり、勝ち負けを経験したりすることになるので、なおさら男の子には必要です。