日本人が英語を学習する上で苦手なことの1つに冠詞「a」と「the」があります。実はネイティブにとって、「aやtheを間違えるのはあり得ないこと」と言います。なぜならaとtheを間違えるだけで、まったく違う意味になるからです。そこで今回は、日本人が間違えやすい冠詞について、デイビッド・セイン氏がわかりやすく解説します。
日本人が英語を学習する上で何が苦手かと尋ねると、「aやtheをつけること」と答える人が少なくありません。
このaやtheは日本語にはない言葉で、「冠詞」と言います。
「でもこの冠詞のaやtheって、本当に必要なんでしょうか?間違えると、どうなるの?」と疑問を持つ方がいます。
実はネイティブにとって、「aやtheを間違えるのはあり得ないこと」と言います。なぜならaとtheを間違えるだけで、まったく違う意味になるからです。
時々「aやtheの区別がよくわからないから、とりあえずtheをつけとく」という日本人がいますが、これはトンデモないこと。そこで今回は日本人が間違えやすい「aとtheの落とし穴」を紹介しましょう。
冠詞「a」の有無で
意味はどう変わるのか?
それではまず、冠詞のaがある文章とない文章を紹介します。はたして、次の2つの文章は同じ意味でしょうか、それとも違う意味でしょうか?
1.Akiko has a cat.
2.Akiko has cat.