キックボード
筆者が米ロサンゼルスで目撃したBirdのシェアリング電動キックボード。街の至る所で利用者を見掛けた
Photo by Izuru Kato

 米ロサンゼルスでシェアリング電動キックボードが急増している。

 登場してまだ1年もたっていないが、今では街の至る所でそれに乗っている人々を見掛ける。利用開始時も利用終了時も特定の場所に行く必要はない。利用方法は中国のシェアリング自転車とほぼ同じだ。

 スマートフォンにダウンロードした専用アプリを見ると、周辺の地図が現れてキックボードがある場所が示される。場所によっては1カ所に大量に放置されている。バッテリーの残り容量も画面に表示されるので、乗る距離をイメージして適当なものを選べばよい。

 ハンドルに貼られているQRコードを読み込むとロックが解除される。料金は最大手のBirdの場合、ロック解除時点で1ドル、以降1分ごとに15セント課金される。利用が終わったら歩道などに止め、アプリで利用終了を通知。非常識な場所に止めていないことを示すために、停車の様子を撮影した写真を送ると終了となり、クレジットカードに代金が請求される。

 試しに乗ってみようと思ったが、Birdのアプリは日本のアンドロイドスマホではダウンロードできない。また、米国の自動車運転免許証をスマホのカメラで撮って送信する必要もある。

 一方、2番手のLime(中国系)のアプリはダウンロード可能で、しかも運転免許証を要求してこなかった。そこで公道ではない敷地で少しだけ試してみた。

 右手のアクセルレバーを押したところ、かなり勢いよく加速を始めた。どんどんスピードが上がる。最高速度は時速20キロメートル程度まで出るらしい。筆者の第一印象は、「面白くて便利だけど、ちょっと危ないかも」という感じだった。