鍋はヘルシーじゃない冬に鍋ばかり食べていると、余計に太ってしまうかもしれません Photo:PIXTA

 寒い季節になると恋しくなる「鍋」。野菜もたっぷり取れて、おいしいのにヘルシーというイメージを持っている方も多いかと思います。しかし、鍋料理は食べ方や選び方を意識しないと、知らず知らずのうちに太ってしまいかねない料理です。そこで今回は、鍋をするときに気をつけたいことやおすすめの鍋レシピを詳しくご紹介します。

なぜ鍋で太る?3つの意外な落とし穴

 一見、ヘルシーそうに思える鍋で、なぜ太ってしまうのでしょうか?私は、3つの意外な落とし穴があると考えています。

(1)食べた量を明確に把握できない

 鍋は複数人分の食材が1つの鍋に入っていたり、何度も取り分けて食べたりするので、実際どのくらい食べたのか、量の把握がしにくくなります。1食分の目安量は肉や魚介類なら片方の手のひら1つ分、野菜は加熱した状態で手のひらに乗る程度です。しかし、鍋にすることで食べた量が分からないと、このくらいでセーブしておこうという意識も薄れてしまい、飲み過ぎや食べ過ぎの原因にもなってしまいます。

 取り分ける際に量をしっかり確認する、人任せにして出されるがまま食べないなど、工夫ができるといいですね。最近では1人鍋ができるようなセットも売られていますので、1人前の量を事前に確認してみるのもおすすめです。