3日の米国株式市場は、主要3指数がそろって大幅安となった。前日引け後にアップルが10-12月期売上高見通しを下方修正したことに加え、朝方発表された昨年12月の米供給管理協会(ISM)製造業景況指数が弱い内容となり、世界経済減速への懸念が強まった。ダウ工業株30種平均の終値は前日比660.02ドル(2.83%)安の2万2686.22ドル。S&P500種指数は62.14ポイント(2.48%)安の2447.89、ナスダック総合指数は202.43ポイント(3.04%)安の6463.50でそれそれ終えた。市場では、ISM指数の発表を受けて下げが加速。今週に入って発表された12月の中国製造業購買担当者指数(PMI)も2017年5月以来初めて節目を割りこんでおり、世界景気の減速があらためて意識された。
ダウ平均660ドル安 アップル下方修正など嫌気
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