事前に管理員さんに話を聞きましょう
新築マンションを買う場合、多くの方はモデルルームやパンフレットを見たり、担当者の説明を聞いて、この先1~3年後に完成するマンションを「想像して」購入に踏み切ります。
しかし、プロでもないかぎりそれら限られた情報から、実物を想像するのは至難の業です。実際に「イメージと違った」という新築マンション購入者からの不満の声は、よく耳にします。
でも、中古マンションであれば、実際に現地に行き、その部屋に入って自分の目で確認することができます。窓からの眺望も、周囲の環境なども事前に確認することができ、住んだイメージがわきやすいので、心配や不安を下見の段階で排除することができますね。
特に再開発の新築マンションの場合、街が完成していない中で購入しなければいけないのですが、中古物件では日常の買い物など生活利便性も確認できます。
また、ちょっとした勇気が必要かもしれませんが、今の所有者になぜ売るのか理由を確認し、購入予定の部屋のお隣や上下階の住民の方に住み心地などについて話を聞くこともできます。
さらに、管理会社の人や管理組合の人と話すこともできます。
特にそのマンションの現場をよく知る、管理員さんとお話することをおすすめいたします。マンションは「管理を買え」などとよく言われますが、管理組合が実際にどれくらい機能しているかも、しっかりチェックして検討することが必要です。
中古マンションのメリットの3つ目は、浮いた資金で自分好みにリフォームしたり、お気に入りの家具や家電を購入できること。
そして4つめは、新築は入居や引渡し時期などが限られますが、中古は交渉したり、自分のタイミングで購入できることです。