まま子どもの成長にあわせて、最適なおもちゃが定期的に届く Photo by Yasuo Katatae

週刊ダイヤモンド2月2日号の第一特集は「サブスク革命 定額課金の衝撃」。継続的に顧客に課金し、商品やサービスを利用してもらうサブスクリプション型のビジネスモデルの最前線をレポートした。0~8歳児向けの知育玩具のサブスクリプション型レンタルサービス「トイサブ!」を展開するトラーナ。2015年からサービスをスタートさせ、現在は約1200人のユーザーを抱える。まだ小規模ながら、サービス内容を日々改善していく経営方針がサブスクリプション型サービスを志向する経営者の間で注目を集めている。サブスクビジネスの可能性について社長の志田典道氏に話を聞いた。
(聞き手/週刊ダイヤモンド編集部 片田江康男)

ママさんプランナーがおもちゃを提案

――「トイサブ!」のサービス概要を教えてください。

「トイサブ!」は0~3歳向けの知育玩具の定額制のサブスクリプション型レンタルサービスです。半年でおもちゃを交換するプランだと月額1580円から。また昨年末に4~8歳向けの「トイサブ!プラス」というサービスも立ち上げました。

 特徴は、プランナーがユーザーの子どもに合わせて、おもちゃを提案している点です。使用後はユーザーからアンケートを回収して、フィードバックをもらいます。このおもちゃではどう遊んだかなどのデータをいただいて、それを踏まえて、次はこういうおもちゃで遊ぶのではないかという予測を立てて、次のプランを考えます。アンケート結果からプランを作って提案するということをずっと繰り返していくようなサービスです。