――そうするとトイサブ!のプロの視点は大きな武器になるわけですね。

 そうですね。子どもは本当に面白くて、何に興味を示すのか、触らせて遊ばせてみないと分かりません。

 子どもは基本的に「他人消費」なんです。決済者と利用者が違う。決済者である親は、本当にこれでいいのかよく分からないという思いを心のどこかに抱きながら、「これでいいだろう」と妥協して買っている。そこはトイサブ!を使うことである程度解決できますし、「こんなのあるんだ」「うちの子に合うおもちゃはこれなのかも」という発見につながってきます。

提案の質がサービスの命
質が悪いとすぐに解約される

――「サブスクライブ型のレンタル」という表現を使っていますね。

 ただのレンタルサービスでは、ユーザーである子どものことが分からないと思うんですね。何歳何ヵ月の子どもで、その子がどのようなおもちゃを好むのかといった情報はない。データを持っていても、年齢性別くらいではないでしょうか。それに、レンタルは基本的に借りるおもちゃを子どもやその親が選んでいます。

 一方で、私たちは子どもとその親との関係を継続的にするために、子どもの月齢や好み、できることなどを成長と共にトラッキングして、おもちゃを提案しています。これはネットフリックスなどのサブスクリプションサービスに近い形で、個人と継続的な関係を築くビジネスモデルです。これを私たちは「サブスクリプション型のレンタル」と呼んでいます。

 提案の質が私たちのサービスの命です。提案の質が悪いとすぐに解約されてしまいます。そこまで金を払う価値がないねと。

――なぜ知育玩具だったのでしょうか。