その一方で、主力商品への集中が進む。

 例えば、明治では、高単価や機能性といった主力のチョコレート製品を増産するため、270億円を投じて国内2工場の生産設備を増強する。

 また、森永乳業は、約280億円を投資してヨーグルトの生産設備を増強した一方、合理化策として21年までに東京と近畿の工場での生産中止を決めた。

 老朽化した工場への設備投資による効率化と、主力商品への集中のための増産が活発化し、17年の食品業界における設備投資は、15年比で約4000億円の増加となる1.6兆円に上り、近年でも高い水準となった。