『週刊ダイヤモンド』2月2日号の第一特集は「サブスク革命 定額課金の衝撃」です。さまざまな業界で、定額制などの継続課金サービス「サブスクリプション」が急拡大しています。二郎インスパイア系のこってり大盛りラーメンで人気の「野郎ラーメン」も、月額8600円で毎日1杯無料で食べられる定額制のサブスクサービスを展開しています。果たしてこの定額制はありなのか。副編集長の強引な誘いに乗せられ、体験してみました。(『週刊ダイヤモンド』編集部 山本 輝)

「野郎ラーメン」の定額制、記者が体験したら「自分との戦い」だった

1杯目 11月25日@高田馬場店 選択メニュー:豚骨野郎

 記念すべき一杯目。いざ目の前にすると、やはりとてつもないボリュームだ。25歳にして、すでに油モノを消化できなくなりつつある自分にとって、もはや修行か拷問の領域にも思える。味自体は、こってり系のラーメン好きにはたまらない味といえる。

「野郎ラーメン」の定額制、記者が体験したら「自分との戦い」だった

 気軽に「定額制ラーメン企画」を受けた自分と、担当を押し付けた副編集長を恨みつつ、なんとか完食。先が思いやられる中、帰り際に「ブタックカード」なるものが手に入るスタンプカードをもらった。

 ブタックカードとは、野菜大盛り無料、麺大盛り無料など8つの特典が無条件で得られる常連必携のスペシャルカード。野郎ラーメンにおいて、時に本物のブラックカードよりもステータスがあり、崇め奉られる存在である(らしい)。