日本に進出した「添好運」
香港でミシュラン1つ星に輝くレストラン「添好運(ティム・ホー・ワン)」が、東京の日比谷にオープンした ©東方新報

中華料理の世界が今、新たな変化を見せている。ここ数年、中国で創業した飲食チェーンが、次々と日本市場に参入しているのだ。中国語と日本語の2ヵ国語で新聞を発行している『東方新報』が2つのチェーンを取材、中華料理の最前線を追った。(『東方新報』取材班)

中国で創業したチェーンが
相次いで日本に進出

 一昔前、海外に散らばった中国人の職業は、「三把刀(3本の刀)」といわれていた。これは、ハサミを使う裁縫、やはりハサミを使う散髪、そして包丁を使う料理だ。

 そのうち、料理人が手掛ける中華料理は日本で100年以上の歴史があり、広東省や福建省、台湾出身の華僑が日本に持ち込んだといわれている。

 彼らは、日本で弟子を募って育て、弟子たちは自立して自分たちの店を持つようになる。そしていつしか日本では、中華料理がいつでもどこでも食べられるようになった。

 そんな中華料理の世界が今、新たな変化を見せている。ここ数年、中国で創業した飲食チェーンが、次々と日本市場に参入しているのだ。その結果、日本の中華料理は「モデルチェンジ」と「アップグレード」の新時代に突入している。