国費留学で
日本の愛知大学へ!
Yumi:日本語が本当に上手ですが、愛知大学に留学していたんですよね。
ユナク:はい、愛知大学に高校2年の時に合格して、3年の時は日本と韓国を行ったり来たりして勉強していました。その後、高校を卒業して名古屋に行ったんです。
Yumi:国費留学って聞いたんですが、難しかった?
ユナク:あの当時はすごく難しかったですね。韓国国内で成績が上位でないとダメだって言われたんです。だから、高校では美術をやりたいと思って絵を描いてたんだけど、それをやめて勉強を始めました。
Yumi:でも、なぜ日本に?
ユナク:日本への国費留学制度を偶然見つけたので。留学先は特にこだわってなくて、中国や香港、アメリカでも良かったんです。ただ、一人息子だからって、父に反対されて。母はOKでしたけど。
Yumi:ずっと留学をしたいと思っていたんですか?
ユナク:はい。実は中学生から海外に行ってみたかったんです。自由な雰囲気に憧れていていました。僕が通った中学や高校は校則が厳しくて、髪の毛の長さとか、制服など常にチェックされていてすごく窮屈だったんです。おじいちゃんが映画好きで、よく一緒に見ていたので、海外は自由そうでいいなあって思っていました。
Yumi:学校は、個性を大事にしてくれない感じがイヤだった?
ユナク:はい、だって、髪の毛が規定より少しでも伸びると問答無用で坊主ですよ!
Yumi:それはつらいですね(笑)。ちなみに男子校だったんですか?
ユナク:いや男女共学です。だから中学、高校なんて、思春期じゃないですか。女子も見ているのに、なんで髪の毛を切られるんだ、って思ってたんですよね。それでずっと自由な海外に行きたいって思っていたんです。
Yumi:でも全国上位の成績ってハードル高いですよね。
ユナク:はい、理系、文系、芸能系の3つグループがあって、かなり勉強して芸能では芸能ではトップ、文系でも上位に入ったんです。
Yumi:おお、すごい!
ユナク:そして、次の日本語の勉強が大変でした。超エリートの高校生たちが何人かいて、僕がまだ2級だった日本語能力テストも1級をとっていたんです。何度テストを受けても、その人たちを抜けないので、どうしようと思っていました。
年間約150本以上、動員数で言えば年間30万人以上の韓国関連イベントのMCなどを務める。歯科衛生士、裁判所の法廷通訳、北新地でバー経営という異色の経歴を持つ。関西でラジオDJ、テレビのリポーターやMCなどを経験後、韓流ブームと共に、イメケン揃いのスターのMC、通訳などを担当、女性ファンから慕われている。また語学スクール『ウリアカデミー』にて韓国語講師をつとめ、自身のトークライブ「Yumiサロン」を不定期に開催、歌やドラムなどマルチに活躍。著書に『初対面でも盛り上がる! Yumi式会話力で愛される29のルール』他 ツイッター @Yumi_nuna