「今冬は暖冬か、厳冬か?」。この質問に対する、答えはどうなるだろう。
北日本に住んでいる人は、「今年の冬は寒かった。過去最強クラスの大寒波も来襲したし」と答えそうだが、西日本、特に、九州・沖縄・奄美の人は、「今年は暖冬。記録的な暖かさだった」と、答えるかもしれない。
実際、気象庁の発表でも、昨年12月や今年の1月は、北日本を除けば、全国的に気温は平年に比べて高めとなっているが、2月初旬には、記録的な寒波が到来、全国的に気温が低下した。
それが、今週になると気温が一気に急上昇するなど、変動の大きい天候が続いている。
寒暖差や地域差
世界的な「異常気象」
寒暖差、ボラティリィティーが大きいのに加えて、地域間での差が大きいのが、今冬の特徴だ。