悪性の嫌われ役上司は
自然淘汰されていくのが宿命

 嫌われ役の上司がいたら、冷静な頭で一度、仕分けてみてほしいと金田氏は言う。主語と時間の捉え方をチェックしてみると、頭にくるような発言でも、その真意に気づくことができるからだ。

「本当は良性の嫌われ役の上司なのに、悪性だと思って距離を置いているようでは、すごく損です。良性の嫌われ役上司に付いていけば、自分を成長させるチャンスにもなりますし、出世の道にもつながります。組織に身を置くビジネスマンならば、見抜く力も身に付けたいところです」

 では、運悪く、悪性の嫌われ役上司の下についた場合。対処法はあるのだろうか? 

「私自身の実体験から言うと、悪性の上司はよっぽどゴマすり上手でない限り、何もしなくてもそのうちいなくなります。尊敬されない上司のいるチームは、長く続きませんから」

 3年働いて、それでも悪性上司が消えないようであれば、そのときは自分が別の環境に移動することを考えたほうがいいかもしれない。自分自身が長期的な視点で物事を考えることも大事ということだ。

 あなたの職場にいる嫌われ役上司はどうだろうか?金田氏が勧めるチェック方法を活用して、ぜひ判断してみてほしい。