川崎重工、日立の評価は?

――今後も鉄道事業はやはり規模拡大を目指すのでしょうか? 例えば日本には川崎重工などがありますが、提携の可能性はないのでしょうか。

 先ほども申し上げたように、私たちとしては特に焦る必要はありません。今後のパートナーシップについては、私どもの連絡先は皆さん知っているはずなので、もし興味があれば皆さんの方から連絡があると思います。そのときに提案をさせていただきたい(笑)。

――日立製作所がスイス・ABBの事業を買収し、送配電事業で世界首位に躍り出ます。2位のシーメンスの展望をお聞かせください。

 両社は21年ごろまでに提携(*正確には20年前半をめどにABBから分社化される事業会社を日立が連結子会社化)するのですよね。ということはこの2年は、弊社にとって大きな機会です。

 再生可能エネルギーがこれから伸びてくるでしょう。そうすると、電力の供給法が(火力や原子力を使って、需要地の近くで発電する)集中型電源から分散型電源へシフトしていきます。

 例えばソーラー発電。工場、企業、個人が、電気の生産者になります。送配電事業の大きなビジネスチャンス。データ管理も必要なので、そちらも大きなビジネスチャンスです。