年間150公演以上のMCやイベント司会を務め、特に女性の韓流ファンから絶大な支持を受けているYumiさん。必ず盛り上がるトーク術のノウハウを明かした『初対面でも盛り上がる! Yumi式会話力で愛される29のルール』が現在、好評発売中です。
そして、今、気になる旬の人たちとの対談を連載、今回のお相手は、前回に引き続き、韓国男性ダンスヴォーカルグループ「SUPERNOVA(スーパーノバ)」のリーダー、ユナクさんです。
デビュー前に愛知大学に国費留学をしていたという彼は日本語も堪能で、日本のバラエティ番組にも通訳なしで出演したり、ラジオ番組のパーソナリティを務めた経験も。
さらに、昨年、事務所を移籍した際、新事務所の代表取締役社長にも就任しました。
今年、日本デビュー10周年を迎えるという彼に、今までの軌跡や、エンタテインメントビジネスの話などを詳しくうかがいました。今回はユナクさんが考えるリーダー論です。

偶然テレビにうつって
それがきっかけでスカウト

Yumi:前回は、愛知大学で、卒論が遅れて卒業が半年遅れたという話をうかがいましたが、

ユナク:はい(苦笑)。でも、その半年遅れたのが、実はデビューのきっかけになったんです。

Yumi:そうなんですか?

ユナク:はい。その時、ゼミは終わっていて、卒論を出すためだけに在籍しているだけで、時間もあったので、モデルをやっていたんです。

Yumi:背も高いですからね。

ユナク:そして、たまたま韓国のテレビの番組が日本で撮影していて、僕がモデル事務所の近くのカフェにいた時に偶然うつったんです。そして、韓国で、それを見ていた社長から連絡があって「韓国にきたら連絡ください」っていうのがきっかけです。

Yumi:うつっていたテレビでスカウト!すごいですね。

ユナク:それで、僕も日本でボーカルや、ダンススクールに通ってたから、エンターテインメント業界に興味はあって。母に聞いたら、有名なプロダクションよ!って(笑)。だから、行ってみようかな、って思ったんです。

Yumi:縁があったんですね。

ユナク:ちょうど、その会社で初の男性ボーカルグル―プをデビューさせる、というプロジェクトがあって、身長180センチ以上の人を探していたそうなんです。だから、最初に韓国で会ったときに、「ちょっと、そこの病院ですぐに身長を計ってきて」って言われました(笑)

Yumi:180センチ以上あってよかったですね!(笑)

【第4回】<br />SUPERNOVAユナクのリーダー論、<br />「引っ張っていくリーダーじゃなくていい」 ユナク
1982年生まれ。ダンスヴォーカルユニットSUPERNOVAの頭脳明晰な頼れるリーダーとして、常に年下のメンバーに気を配り、慕われている。愛知大学を卒業し、日本語も堪能。歌手活動だけでなく、ドラマ、映画、そしてミュージカルで才能を発揮しているマルチ・プレーヤー。SUPERNOVAの新事務所であるSVENTの代表取締役社長でもある。主な出演作品に映画『無花果の森』『この世の果て』、ドラマ『恋するキムチ』などの主演、ミュージカル『RENT』『プリシラ』など。ソロでもシングル、アルバムともにリリース、またSPERNOVAのメンバーであるソンジェの2人によりユニット“DoubleAce”(ダブル・エース)としても活動、昨年はライブツアーも。3/9~30日まで日生劇場において、宮本亜門演出の『プリシラ』に出演!