コーヒーチェーンは
プリカ戦略に積極的!

 これまでTポイントを使ってコーヒーを飲むことができたドトール、エクセルシオールカフェは、「2019年4月19日でTポイントプログラムを終了する」と告知している。筆者は同カフェをよく利用するが、レジで店員から「Tポイントカードをお持ちですか?」と熱心に聞かれることはあまりなかったので、さもありなんという気はした。

 ドトールは自前のポイントがつくプリペイド式の「ドトールバリューカード」の方を勧めており、2000円以上チャージした場合、5~10%のチャージポイントがつく。

 毎月1日「チャージの日」に1000円以上チャージすると、さらにボーナスポイントが10ポイントもサービス。このカードで代金を支払えば100円に付き1ポイント貯まり、10ポイント=10円で支払うことができる。還元されたポイントを含めれば2000円チャージで2100円分となり、ドトールのブレンドSが220円なので10杯飲めば22ポイントつくから2122円分。ギリギリ10杯には届かないところが、もしや次回のチャージを誘う手段なのだろうか。

 こうしたプリペイドカード(以下、プリカ)戦略は各コーヒーチェーンも積極的に動いている。タリーズコーヒーの場合、「タリーズカード」で支払うと1杯10円引きになるサービスを実施。カフェ・ド・クリエの場合は「カフェ・ド・クリエカード」で支払えばすべての商品で5%引きだ。プロントは楽天Edyと楽天ポイントカードが合体した「プロン党Edy-楽天ポイントカード」の支払いで、ドリンクが全品10%引きになる。

 むろん、スターバックスにも「スターバックス カード」というプリカがあるが、直接的な値引きはない。

 各社が事前チャージをベースとするプリカに舵を切るのは、「せっかくカードを作ってチャージしたんだから」と足を運ばせる狙いもあるだろう。ただし、入金ベースだと、今後もしメニューを値上げすれば使える金額が目減りするだけだ。値上げしたとしても1枚出せばコーヒー1杯が飲めるドリンクチケットなどはないのか。もし、そういうものがあれば、増税前に買いだめしておくという手が使えないのだろうか…。