米食品医薬品局(FDA)のスコット・ゴットリーブ長官が辞任する。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。  ドナルド・トランプ米政権が指名する当局トップは規制緩和措置を講じることが多い中、ゴットリーブ氏は巧みに新規制を打ち出す異色の存在だった。  ゴッドリーブ氏は未成年への電子たばこ販売を規制する動きを先導し、処方薬の値上げを抑えるためジェネリック医薬品(後発薬)の承認を加速させる取り組みも推進してきた。  また、医療用の新型電子機器を迅速に承認するやり方など、一部の消費者保護団体には不人気な決定も下した。 。