同時多接続では、大量のセンサーから集まったデータをフル活用したスマート工場やスマート都市が、産業の在り方を変えるだろう。

 世界各地で5Gの商用サービスが始まる今年は、まさに「5G元年」。日本でも総務省が4月10日に5Gの周波数を通信会社に割り当て、9月にはラグビーワールドカップの競技場などでプレサービスが始まる。そして東京五輪・パラリンピックの20年、商用サービスの幕が上がる。

 5Gなど新技術の登場時には、必ず普及についての懐疑的な声が上がる。だが、思い出してほしい。

「インターネットは商用に向かない」「携帯電話にカメラが負けるわけがない」「iPhoneはマニアのもの」。こう主張した企業は時代の変化に取り残され、ことごとく敗れ去っていった。

 5Gはただの技術ではなく、通信のインフラだ。確実に浸透し、間違いなく暮らしを変える。

 今動きだせば、5G時代のアップルになれる可能性を誰もが秘めているのだ。