アルファベット傘下のグーグルは19日、クラウド経由でビデオゲームを配信する新サービス「ステイディア(Stadia)」を発表した。高額なゲーム機器がなくてもプレーできるようになり、人々のゲーム購入や楽しみ方を変える可能性がある。ステイディアでは、ブラウザー「クローム」を使って、スマートフォンやパソコン(PC)、テレビなどで瞬時にゲームを楽しむことができる。動画共有サイト「ユーチューブ」からも、ボタンをクリックするだけでゲームに切り替えることができるという。グーグルのサンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)がゲーム開発者向けの年次会議で明らかにした。グーグルはまた、内部でゲーム作品を制作するために、スタジオを立ち上げるとしている。