模擬国連で全国優勝。将来の夢は外交官
東大教養学部 渡邊玲央さん 桐蔭学園中教(神奈川)

 父がフランス人、母が日本人。日仏語を使いこなす。

「文化や風習が違う二つの国を見て育ったおかげで、子どものころから多角的な視座で国際問題を見ていたと思います」

 中3の秋に模擬国連部に入部。高1の夏には校内選抜に通り、アメリカの高校に5週間留学した。高2の秋に行われた全日本高校模擬国連大会では「ジェンダー平等」の議題でアラブ首長国連邦大使を務め、誰ひとり取り残さない姿勢が評価され、最優秀賞に輝いた。

 全国大会の優秀者が出場する国際大会では、南米ウルグアイの大使を担当し、安保理を想定した会議で「選挙監視」を巡る問題について討議した。

「世界各地から集まった高校生たちの思考プロセスや議論の進め方などが興味深く、有意義な経験だった。外交官に憧れていましたが、国際大会に出場してからその思いが強くなりました」

 教養学部では国際関係論を専攻する。各国の政治、文化や歴史について理解を深めるほか、英語とフランス語に磨きをかけ、勉学に励みたいと意気込む。

「外交官になり、日本の強みを生かした外交政策の在り方を追究し、世界と日本の架け橋を担いたい」