ありがちなのは、パン1個だけ、サンドイッチやヨーグルトだけ、というもの。確かにボリュームは軽いのですが、脂質を多く含む上に、冷たい食材は胃にとって強敵。コンビニでも手に入る雑炊や温かいおうどんなど、低脂肪で消化の良い、軽い一品を選びましょう。

 手軽なものでいえば、おにぎりでも構いません。そして普段なら、主食に選ぶのは、白い炭水化物よりも茶色い炭水化物、うどんよりそば、白米より玄米や発芽米をすすめますが、こういうときにはそれらに多く含まれる食物繊維がかえって胃への刺激になることもありますので、やわからく食べやすいもので構いません。

 また、根菜にも食物繊維が多く含まれています。胃もたれしているからヘルシーなものを…と根菜たっぷりのおみそ汁をつけるよりも、豆腐のおみそ汁やしじみのおみそ汁などシンプルなものがおすすめです。

 ただ、職場環境によっては、昼時に最寄りのコンビニに長蛇の列ができていて、選んで買うことさえ困難なこともありますよね。もし、ベターな食べ物が選べなかったときには、弱った胃の消化吸収を助けるためにも、いつもよりよく噛んで食べるようにしましょう。同時に、仕事中のマストアイテムになりがちなコーヒーも空腹時にとるのは刺激になりやすいので少し控えましょう。

【ケース2】日常的に疲れている
炭水化物ばかりだと「鉄不足」に

 その日常的な疲労感は、日頃の栄養不足から来ているのかもしれません。特に、鉄不足。鉄は、牛肉の赤身やレバー、マグロ、カツオ、豚ヒレ、貝類などに多く含まれるので、デスクでパソコン作業をしながら炭水化物主体の昼食を食べることが日常化すると、自然と鉄不足に拍車がかかります。

 鉄については、女性は貧血などを指摘されて意識する機会があっても、男性は気にしたことがない人がほとんどだと思います。でも、鉄が不足すると、疲れやすくなる、集中力がなくなる、めまい、頭痛などの症状があらわれることも…。

 とはいえ、お昼にこうした鉄が豊富に含まれている食材を取るのは難しいものです。まずは、自分に必要な栄養であることを自覚して、昼食以外で積極的に取るようにしましょう。