「修羅場」!

 修羅場とは、もともと仏語で「阿修羅(悪神)」と「帝釈天(善神)」が争う場所のこと。
 転じて、闘争、戦乱の激しい場所のことです。

 私の人生は、まさしく争いの連続、修羅場の連続、修羅場のオンパレードでした。

「近藤宣之=修羅場経営者」

 と称しても言いすぎではないと思います。

 労働争議の修羅場、リストラの修羅場、抵抗勢力との修羅場、ライバル会社との修羅場、取引先との修羅場、部下との修羅場、親会社との修羅場、銀行との修羅場、病気との修羅場……。

 表層の意識では、自ら望んだことなど一度もないのに、潜在意識のレベルでは、なぜか自分が招いたかのような厳しい人生が待ち受けていました。