「大人買い」も
また楽しい

 YouTubeは無料ですが、ケーブルテレビやWOWOWなどは有料です。お金を払って見る番組を、「大人買い」するのも快感です。

 例えば時代劇専門チャンネルや日本映画専門チャンネルなども大変なコンテンツです。さらに私の場合はAmazonプライム・ビデオとNetflixに登録しています。パソコンないしiPad視聴でオンエアでは見損なっていた連続ドラマの一気見などもしています。

 そうしているとよくわかるのですが、1話完結のストーリーはいいのですが、面白い連続ドラマほど、1週間に1話では物足りなさ過ぎて見る気がしないという面があります。見逃したりもするので辛抱ができない。

 レンタルビデオでも同じでしょうが、ここで大人買いをすれば一気に見られる。月額視聴料をケチらずに払ってしまうという意味での「大人買い」です。そうすると時間がある時に、3話、4話とまとめて見ることができます。最近、BSなどでまず一挙放送があって、それから毎週1話ずつやるような形式も定着してきたようですが、これも同じ理由かと思います。

 その威力が一番よくわかったのが、あの「24」です。24時間の息もつかせぬストーリーを1週間に1時間ずつ見ても仕方ないでしょう。1週間に1話ずつの呪縛にとらわれざるを得ないテレビ局における視聴率が風前の灯なのもよくわかります。

 そもそもはテレビに旬を求めている自分ですが、今はだいぶ、自分の映像体験が様変わりしていることに気がつきました。

 ついでながら、もう1つの大人買いの話題を。今度は本当の大人買いです。それはディアゴスティーニです。2年かけて、『謎の円盤UFO』『ジョー90』『キャプテン・スカーレット』『海底大戦争スティングレイ』『サンダーバード』のDVDを全話揃えました。

過去に縛られていると
幸福になれない

 今回の記事は、一義的には、ここに書いたように、「映像体験」という趣味の話です。ただ、この話から導き出される教訓を経験的に語るとすれば、それは、「過去の記憶はいかようにでも書き換えられる」ということです。

 より正確に言うのであれば、「意味づけを変える」「焦点を変える」ことで、今の自分の見え方が変わってくるということです。