伝え方は
「結論から」話す

Point:結論から話す
まずは、話のポイントとしてどんな話をするのかを結論から話します。

Reazon:理由を話す
なぜその結論に至ったのかの理由を話します。

Example:事例や具体的なエピソードを話す
結論をより理解して貰うための具体的な話をします。

Point:結論で締める
最後のまた結論に戻って締めます。

この型を頭の中に入れて、PREPの順番でダンドリを組み立てて話をするのです。
そうすることで、誰でも話が支離滅裂にならずに整理して話すことができます。
私は、話し方のプロですが、今でもこの型を意識してダンドリ通りに話すように心がけています。

そして、この中で一番大事なのは3つめのExampleです。

お笑い芸人さんを思い出してください。
話が上手な人は、この事例やエピソードを豊かに話します。
話を聞いているだけで、その場面が目の前に浮かび、そのイメージが膨らむので笑いにも繋がります。
人の描写や感情の描写など、具体例がよりリアルに描ければ、相手も理解がしやすく感情移入もしやすくなるのです。

まずは伝える前にPREPで整理して、そのダンドリ通りに話すのです。
ダンドリで話す練習をすれば上達も早まるでしょう。
昨日まで話し下手の人も、是非試してみてください!

会話が支離滅裂になってしまった…!<br />言いたいことをうまく伝える鉄板の方法とは?羽田 徹(はだ とおる)
話し方コンサルタント・トップ講師プロデューサー・株式会社web-school.tv代表取締役
大学生の頃よりラジオDJを始め、1998年に大阪人気No.1のFM802主催の新人DJオーディションに合格。その後FM愛知や文化放送でラジオオDJとして10年間活動。番組降板により挫折し不動産投資会社の営業に転職。話し方を武器にさらに営業力を磨き、2年目にトップ営業になる。2008年にはその営業力が認められ倒産寸前だったロープライス眼鏡会社の取締役営業本部長に就任し、当時64店舗から110店舗への躍進を支える。またインターネットカフェ最大手にて社外取締役を歴任。2012年、ラジオDJとしての話し方の技術、営業力、組織マネジメント力、経営経験などを生かし、組織人事コンサルタント会社のリンクアンドモチベーションにてナビゲーター(研修講師)、ファシリテーターとして活動。大手企業からベンチャーまで年間100件以上登壇、延べ2万人以上の人たちと接する。研修講師の採用や育成の責任者も兼任。新人やマネジメント研修、エグゼクティブへのスピーチ・プレゼン指導、組織活性ワークショップ、働き方改革の為のロジカルシンキング講座などを得意とする。自身の経験から「学びでこの世界を豊かにする」を理念として活動中。著書に『ビジネスマンのためのスピーチ上手になれる本』(同文舘出版)がある。社会人のための「話し方動画教室オンライン」運営。