ソニーは「プレイステーション(PS)4」のソフトウエアに含まれる性的コンテンツの制限に乗り出した。ゲームでの女性描写について米国で浮上している懸念を反映した動きだが、一部のソフト開発業者からは反感も出ている。ソニーが露骨な性的描写を制限する自主基準を新たに設けたのに対し、他のゲーム機メーカーは採用するソフトウエアが当該国の審査団体からレーティングを取得していれば制限は設けていない。広報担当者は、ソニーが「バランスの取れたコンテンツを展開するにあたり」表現の基準を設けており、「ゲームの表現が青少年の育成と調和のとれたものとなるよう」努めていく、と述べた。そうしたガイドラインが導入された時期や内容の詳細については明らかにしなかった。