20代の頃と変わらない体型
私は京都にある高雄病院の理事長で、医師の江部康二と申します。
1950年生まれの69歳です。
身長167cm、体重57kgは、20代の頃と変わりありません。
◎身長は年をとっても縮んでいません
◎歯は全部残っていて、虫歯も歯周病もありません
◎視力もよく『広辞苑』の小さな文字も裸眼で読めます
◎聴力の低下もありません
◎毎日7時間睡眠で夜中に尿意で目覚めることもありません
◎定期的に飲んでいる薬もなければサプリメントとも無縁です
◎コレステロール値も中性脂肪値基準値に収まっています
◎いまも朝勃ち(正式名:夜間陰茎勃起現象)します
「朝勃ち」なんていうと下品に思われるかもしれませんが、動脈硬化、内臓疾患、うつ病などのバロメーターにもなりますから、バカにしてはいけません!
母校・京都大学医学部の同窓会に出席すると、同級生の医師たちの多くは何かしらの持病を抱えていて、定期的に薬やサプリメントを飲んでいます。
糖尿病、高血圧、歯周病、白内障、それに骨粗しょう症によって身長が縮むなど、病気や老化に悩まされている医師が少なくないのです。
同級生から「なんで江部だけ、そんなに元気なんだ?」と驚かれます。
その秘密は拙著『内臓脂肪がストンと落ちる食事術』で紹介する、糖質制限と1日2食の半日断食からなる「食べトレ」にあります。
私の運動らしい運動といえば、1~2週間に1回程度の趣味のテニス。あとは、日頃からよく歩くように心掛けているくらいです。
70代目前なのに超健康体を維持できているのは、17年前の52歳から実践している食べトレのおかげなのです。