「つみたてNISA」という制度をご存じですか? 税金が得する口座を開いて、そこで投資信託を積み立てで購入する制度です。
銀行は儲からないので積極的に教えてはくれませんが、税金が得するほか、手数料の安い投資信託が購入できますし、金融機関によっては100円から始めることができるので手軽です。
そんな良い商品を広めるべく、セゾン投信の中野晴啓社長が上梓した『つみたてNISAはこの8本から選びなさい』。この連載はこちらの本から、エッセンスを抜き出して連載いたします。

6000本以上→162本へ!
でもまだまだ多い投資信託の本数

前回でもお伝えしたように、ふだんは働いていて忙しくても、今は少しのお金しかなくても、だれでもお金を大きく育てられるまず。それは、本当に良い投資信託を積み立てで、長い時間をかけて購入していけばいいのです。

弊社で扱っている投資信託は、たった2本だけですが、少しずつ、私の考えに賛同していただける方が少しずつ増えてきています。2019年1月現在、セゾン投信の純資産総額は2本合わせて約2400億円、口座数も14万に迫っています。この口座を開いている約7割の人が、約1万円や5000円といった少額で積み立てを行っています。

さて、「つみたてNISA」で購入できるのは、投資信託です。これは金融庁がお墨付きを与えた資産作りに適すると思われる、投資信託に限定されています。その数は、2018年10月末時点で162本(その内、ETFは3本)です。

同年9月末時点の、国内で設定・運用されている投資信託の本数が全部で6128本ですから、大幅に絞り込まれています。

これは逆の見方をすると、資産作りに向いている投資信託は、6000本ある中で、たったの162本しかないと金融庁がみなしていると捉えることもできます。