【コロンボ】スリランカで21日朝に発生した連続爆発事件の死者数が少なくとも207人となり、負傷者も450人を超えた。教会やホテルを狙い、観光客や少数派のキリスト教徒を標的とした組織的犯行とみられる。  現地では少なくとも8回の爆発が発生し、その多くは自爆犯による決行とみられている。スリランカのルワン・ウィジャヤワルダナ国防担当国務大臣は、事件に関与した疑いでこれまでに7人を逮捕したと発表した。当局は7人の身元など詳細は明らかにしていない。  ウィジャヤワルダナ氏によると、事件を受けてソーシャルメディア(SNS)の利用が一時的に制限され、スリランカ全土に外出禁止令が出された。