新著『図解 10歳若返る!簡単に頭を鍛える法』を上梓した能力開発コンサルタントの高島徹治氏が教える記憶定着のノウハウ。今回のテーマは、初対面の人の名前と顔をどうやって覚えるかです。年齢を重ねるほどに記憶力が衰え、相手の名前を覚えることが難しくなってきます。そんなときは、目の前の人を自分のなかで「特徴のある印象的な人」に変えてしまえばいいのです。その方法は5つあります。
会った人の名前と顔を
一度に覚えることは難しい
人の名前がなかなか覚えられない――。
年をとると、こんな悩みを持つ人が増えてきます。でも、人の顔と名前を覚えることは、社会生活を円滑に送っていくうえで欠かせません。
それは、逆の立場になって考えればわかるでしょう。自分の名前を覚えてもらった人は強く印象に残りますし、親近感や信頼感を抱きやすいものです。なにかあったときには、一肌脱いであげようという気になってくれるかもしれません。
とくに、私のように年を重ねると、それがきっかけでつながる人脈が、非常に多くなってきたと実感しています。人の名前を覚えることは、知識を得ることよりも格段に重要だと言えるかもしれません。
しかし、会った人の名前と顔を一度に覚えることは難しいものです。よほど特徴のある名前や顔でなければ、なかなか印象に残りません。
それならば、逆転の発想!