私も“お花畑な父親”ではないので、娘も人並みに性への関心があり、また小学生のうちに彼氏ができる可能性もあると考えている。そこである程度若気の至りがあっても、親としてはそれも含めて成長を見守っていきたく思っている。

 しかし社会問題となっているリベンジポルノは、女性が受けるダメージが大きすぎる。男の下賤な、まあ私にもその男の部分があるので強くは言えないが、男の欲望に付き合って犯した過ちを、その後も女性側だけが引きずって生活していかなくてはならないというのが本当に納得いかない。

 現代人としては、その件に関心を持ちつつ、自分がそういったことにならないようリスク管理して生活するしかない。歯がゆいが、とにかく、娘にはそれに気をつけてほしい」

 これはなるほど、である。

 確かにBさんの願いを極端と考える人もいるかもしれないが、親としては真っ当なものであり、子へのメッセージが「裸の画像送るべからず」とショッキングなだけに教育的効果も高そうである。近年ネットリテラシーの教育にも関心が高まりつつあるが、青少年向けの教科書が作成されるのであればぜひこの旨も入れ込んでほしい次第である。

 青少年へのスマホ・携帯電話の普及率が年々上がってきていることを考えると、また数年で世論は変わっているかもしれないが、当面、親が子にスマホを渡すか否かについてはおおまかに「リスクを生み出すものをそもそも渡したくない」という考えと、「持つことのメリットを享受しつつ、リスク管理の方法をあわせて学んでいってほしい」という、2パターンの考え方がありそうである。

 親の100%思い通りには決していかないのが子育てである。

 子が低年齢であるほど親は子にとって絶対的な存在となるが、親も人間である以上完璧ではなく、子とともに成長していくのが健全な関係であろう。スマホを与えるかどうかという選択を通じて、親は子どもへの向き合い方を学んでいくひとつの機会とするのかもしれない。