脱、全国一律!

 休日がまとまった大型の連休があること自体は悪くない(休日の適正数については別途検討するべきだが)。親子で一緒に取ることができる休みは使いでがある。しかし、これを全国一律に設定するのは何とも気が利かない。

 まずは、休日の設定から地方分権することが好ましいのではないか。予算が絡むわけではないので、調整は難しくあるまい。

 折しも、経団連(日本経済団体連合会)は、新卒学生の通年採用を拡大するという。これも良いことだ。可能なら時期を分散する方がいいイベントは少なくないはずだ。

 政府は、国民をひとまとまりにして、一律に行動させる発想を脱却すべきではないか。10連休の間に、じっくり考えてみてほしい。

(経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員 山崎 元)