米国のティーンエージャーの現状を見ると、自動車メーカーはもはや米国人の車への愛着を当てにすることはできないかもしれない。  運転免許を持つ10代の若者の割合はここ数十年減少しており、車の初購入年齢も高まっているとアナリストや世代問題の専門家、自動車業界幹部らは口をそろえる。自動車問題に詳しいマイケル・シバック氏が運転免許データを分析したところ、16歳の若者のうち運転免許を持つ人の割合は1983年には半分近かったが、2017年には約4分の1と大幅に減っていることが明らかになった。